相談援助・マネジメントコース
学部長 重 永 直 善
Naoyoshi Shigenaga
市立千歳市民病院
地域医療連携課 課長/社会福祉士
少子高齢化が進展する中で、我が国の社会や地域、人々の意識が変化してきており、これまで家族や地域のつながりにより支えられてきた課題に対応することが難しくなりつつあります。
これらの課題に対応するためには、既存の社会保障分野に関する知識のみではなく、司法や教育など様々な分野の知識の活用や、地域の専門職種で連携し取り組んでいくことが求められております。
同時に、私たち相談支援に携わる者は、患者・家族が地域で安心して暮らせるために社会資源を活用することはもちろんのことですが、自身が地域において重要な社会資源の一つであることを認識することも必要です。本講座は、相談援助に関する知識や技術を主体としており、学んだ知識・技術を基礎に現場で皆様が活用できることを目的としたカリキュラムとなっております。
高齢者福祉、介護の総合相談窓口
地域介護予防事業、包括的相談支援など従来の役割以外に、在宅、施設問わず、市民自らが最期に過ごす場を選択できる地域づくりを目指します。
市民の皆様お気軽にご相談ください。
市民、医療介護従事者を有機的に結び付ける
◎ 市民向けに介護や医療に関する情報提供の機会
◎ 医療・介護・福祉従事者の連携を促進する事業
◎ 福祉人材不足に対応した求人事業及び職場環境改善事業
これらを土台に地域包括ケアシステムの構築を目指します。