千歳市在宅医療・介護連携連携支援センター
(特定非営利活動法人ちとせの介護医療連携の会)
相談員/連携推進課 課長
寺 田 史 人
Fumito Terada
社会福祉士・介護支援専門員
生年月日:1980年12月26日
出身地:苫小牧市
趣味:映画(字幕は眠くなるので邦画中心)、音楽(くるり、星野源etc)、マンガ、キャンプ(ソロキャンプもします)
強み:よく食べ、よく笑う
弱み:甘いもの(ついつい食べてしまう)、お酒(笑いが止まらず怒られる)
小学生の頃、苫小牧市が主催する子ども向けのキャンプや宿泊研修に参加していました。そこで、高校生ボランティアの皆さんが企画・運営するグループワークや活動に触れ、「私も高校生になったら、企画・実施する側になりたい」と憧れるようになりました。
高校では、児童福祉のボランティアサークルに所属し、子どもたちとのキャンプやグループワークを通して、対人援助の世界に興味を持つようになりました。その経験から、大学では児童福祉学を専攻し、社会福祉や精神保健福祉についても学びました。
大学在学中、祖母が認知症と診断されデイサービスに通い始めたことをきっかけに、介護福祉の分野で働くことを志し、卒業後は京極町のデイサービスセンターに就職しました。その後、千歳市内の介護老人保健施設や他市町村の特別養護老人ホームで相談員として勤務し、看護小規模多機能型居宅介護では管理者兼介護支援専門員として現場を経験しました。
これまでに出会った利用者様やご家族、職員、そして地域の皆様との関わりの中で、たくさんのことを学ばせていただきました。
「歩けるようになりたい」「家に帰りたい」「ご飯を食べたい」という願い。一方で、「何のために生きているのか」「迷惑をかけている」「早く楽になりたい」といった、応えること・叶うことが難しい思いにも直面してきました。そうした時、自分の無力さに悩み、どう支えればいいのか迷うこともありました。
けれど、そのような悩みや迷いも、誰かと語り合い、考えを巡らせる中で、たとえ願いを叶えることができなくても、その過程に寄り添い、共に悩み、支えていくことの大切さに気づくことができました。私は今、「その過程に伴走する支援者でありたい」と心から思っています。
ある日、テレビでお寺の僧侶が話していた言葉が心に残っています。
「人の幸せには3つある。感謝されること。必要とされること。そして愛されること。」
この言葉を聞き、人の役割や幸せやは自分ひとりで完結するものではなく、誰かとの関わりの中で生まれるものなのではないかと考えるようになり、私自身が感じていた無力感や迷いも、不思議と軽くなっていきました。
人は、思わぬ出会いやつながりをきっかけに変化していくものだと感じています。だからこそ、誰かに何かを求めるのではなく、感謝し、必要とし、愛することを大切にしていきたいと考えるようになりました。
人との出会いや繋がりから学んだこと、影響を受けたことがとても多くあります。特に30歳前後、千歳市で働いていた頃には、本当に多くの素敵な出会いに恵まれました(ご迷惑をおかけしたことも多々ありますが…)。その経験から、人との出会いや繋がりを大切にしながら、地域のために働いていきたいという思いが強くなりました。
そんなとき、偶然出会ったのが「連携支援センター」の求人でした。自分の思いと重なる部分が多く、迷わず応募し、現在に至ります。
これからは、連携支援センターの活動を通して、利用者様やご家族、関わる援助者の皆様、そして地域の方々が、人との出会いや繋がりの中で幸せや役割を感じられるようなまちづくりを、皆様と一緒に目指していきたいと思っています。
たくさんの出会いのおかげで今の自分があります。日々のご縁に心より感謝しながら、これからも一歩一歩、大切に歩んでまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
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